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理系のいない世界

理系のいない世界を考えることは難しい。

本当に理系がいなかったら大変なことになるだろう。

理系が少なくなっていったり、優秀な理系が少なくなっていくだけでも、社会に色々な問題が出て行くだろう。

理系のいない世界について考えをめぐらせることにより、理系の大切さについて考えてみることも必要ではないだろうか。

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理系小説ー日本から理系がいなくなったら

技術者、研究者と人命救助

技術者、研究者が人命救助に重要な役割を果たしていることは見逃されがちである。

長期的に見れば、人類の平均寿命の延命は、科学技術の発展によるところが大きく、技術者、科学者の貢献は明らかであろう。

もし、歴史上、技術者、科学者などの理系が存在せず、官吏、文官などの文系しか存在しなければ、科学技術は発展せず、現在でも原始的な生活を余儀なくされ、感染症、災害等の危険におびえなければならないだろう。

技術者、研究者が科学技術を進歩させることにより、人命が救助されていく。理系の人命救助に関する貢献は大きいといえるだろう。

理系の地位向上による人命救助

競争力と理数系

日本の競争力を高めるために理数系の教育、研究に力を入れることが重要ではないだろうか。

米国も理数系が国際競争力に重要であることを重視している。

理数系の研究や教育に力を入れることは国際競争力を増加させるだろう。科学技術は、経済に重要であり、国際競争力の基盤となっている。

理数系の研究や教育が、国際競争力との関係で議論されることが重要ではないだろうか。

平和な世界をつくるために

科学技術を扱う理系にとって一番重要なのは倫理であろう。

原爆は、科学技術の負の面である。平和な世界を作ることが重要である。

平和な世界を作るために、理系は強い倫理感をもって科学技術を扱っていくことが重要だろう。

理系の倫理が、平和な世界のためには必要である。

また、理系の生み出した兵器の使用権限は、文系が持っていることが多い。平和な世界を作るためには、文系の倫理も同様に必要である。

地震研究の重要性

日本において、地震関係の技術や研究は重要である。なぜなら、日本が世界の地震研究に貢献することにより、多くの国の人の命が救われる可能性が高いからである。

人類の科学技術水準を支える役割は、米国が担ってきた。これが、米国が世界でリーダーとなっている理由である。

しかし、米国は、カリフォルニア州など一部で地震があるが、大半の地域は地震多発地域ではない。

地震技術、鉄道技術(たとえば新幹線)等では、特に日本の科学技術の発展が、人類の科学技術水準に大きく影響するのであり、日本の役割は極めて重大である。

地震の研究を進めるために、優秀な人材を地震研究に割り当てる必要がある。そのためには、研究者、技術者の地位を向上させることが重要となるだろう。

地震や鉄道など、日本の科学技術の発展が人類全体の科学技術水準に大きく影響する分野では、特に研究者と技術者の地位向上を重視する必要があるだろう。

そして、地震対策技術を世界各国に輸出して、世界に貢献していくことが重要となる。

介護士が足りない!の意味

介護士が足りないというのは虚構である。介護士を今のままの待遇で探そうとしているから足りないということにすぎない。

介護士が足りないというのは、介護士の待遇を今のままにしようとするから人が集まらないだけのことである。介護士を医師並の待遇にすれば、応募者が殺到するだろう。足りないはずがないのである。

介護士を医師並の社会的地位と待遇にすれば、介護士になりたい人は介護学校にあふれるだろう。介護士のなり手が足りないどころか、介護士の志望者が増加し、医学部のようにものすごい競争倍率になるだろう。医者と同じく、よほどの競争をくぐりぬけなければ、介護士になれなくなる。

介護士が足りない!という主張に接したら、介護士の地位向上を同時に主張しているかどうかをよく確かめてみることが重要である。

介護士が足りない!と声高に叫ぶ一方で、介護士の地位向上は強調しなかったり、あるいは触れなかったり、さらには介護士の地位向上を否定しているのではないだろうか?

介護士の地位向上を否定しておいて、介護士が足りない!と危機感をあおっても説得力がない。介護士が足りない!というのであれば、同時に介護士の地位向上を主張すべきであろう。それが介護士不足、介護士離れを防止する最も効果のあることだからである。

待遇が確保されれば介護士になりたい人はたくさんいる。医師と同じく責任の重い仕事だが、やりがいを感じる人も多いだろう。待遇を医師並に上げれば介護士が足りないはずがないのである。

昔、技術者が足りない!というキャンペーンがあった。それと同じことである。技術者を医師並の待遇にすれば、応募者が殺到するだろう。技術者が足りないはずがないのである。

技術者が足りない!という主張を見たら、自分の頭でよく考えることが必要である。技術者が足りない!という主張が何を意味しているのかを検討するのである。

多くの場合、技術者の地位、待遇は低く保ったまま技術者を確保したいが、技術者が足りない!ので技術者よどこからか現れよという主張だと分かるだろう。

技術者が足りない!と言っている人が、同時に技術者の地位向上を主張しているかどうかを見極めることが重要である。もしそうなら、技術者が足りない!ので技術者の地位を高くせよ、という主張だと分かるだろう。

介護企業と介護士の地位向上

介護士の地位向上には、介護企業の地位向上が必要だろう。

一見すると、介護士の待遇が低ければ介護士がやめていくので、介護士の待遇は上がるように思われる。しかし、介護士がやめていったために介護士の地位が極めて高くなったという話はあまり聞かない。

介護士がやめていけば、介護士の待遇が上がるというのは、介護企業の地位が介護士の待遇を高くできる程度に高いということが前提になる。

介護企業に利益の出る構造がなく、介護企業の地位が非常に低ければ、介護士がやめていっても、介護企業は介護士の待遇を上げることができない。ない袖は触れないからである。

逆に、人手不足により、夜勤等が多くなり、待遇はますます低下するということも起こりうるだろう。

介護士が未来をもてませんというCMが流れていたが、すばらしい試みと思う。問題があればできる限り多くの人に伝えた方がよいだろう。できる限り多くの人の関心を集め、みんなで議論をしていくことが、良い解決につながっていくだろう。だまって耐えている人が多いのだろうが、それは日本のためにはならないのではないだろうか。

このような関係は、他の理系企業と他の理系従業員の間にも多かれ少なかれあるのではないだろうか。介護企業を含め、理系企業の地位向上が望まれる。

地下空間と理工系

ビルの地下等には、理工系の支援網が築かれている。

災害時の対策などの支援体制が存在する。理工系の力がそこにはある。

地下空間には、建設業を初めとする理工系の技術の結晶がある。

second lifeと理工系

second lifeという三次元仮想空間に入ってみた。Web2.0の次の技術と考えている人もいるようだ。

このような技術は日本ではあまり注目されてない。何ができるのかに疑問を持つ人もいるだろう。しかし、将来性は豊かだろう。

このような会社は、アメリカの西海岸で生まれる。アメリカの西海岸は理工系で大きな報酬を手にする人も多い。シリコンバレーなど新しい技術でベンチャーを立ち上げる人も多い。

日本の理工系の地位が低いことにより、このような新技術の開発で遅れをとってしまうとすれば問題であろう。

科学技術の進歩

科学技術の進歩は、理工系の地位向上の大きな理由となる。

科学技術の進歩により、インターネットのブログもできるようになった。

ブログで科学技術の進歩に反対している人もいるかもしれないが、ブログは科学技術の進歩の成果である。少し昔は、ブログは存在しなかった。

科学技術の進歩のためには、優秀な人材が科学技術分野に進む必要がある。そのためには、理工系の地位向上が重要となる。
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